おうちの火災警報器は大丈夫?|10年を目安に交換しましょう
住宅用火災警報器って何?
火災が発生したときは、目で煙や炎をみたり、鼻で焦げ臭いにおいを感じたり、耳でぱちぱちという音を感じたり・・・と五感によって気づくことがほとんどだと思います。しかし、それだけでは、就寝中や仕切られた部屋などで物事に集中している時などには、火災に気づくのが遅れてしまいます。
そこで、家庭内での火災の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれるのが、住宅用火災警報器です。
住宅用火災警報器は、火災により発生する煙を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。
通常は、感知部と警報部が一つの機器の内部に包含されていますので、機器本体を天井や壁に設置するだけで、機能を発揮します。
住宅用火災警報器の設置場所は?
住宅用火災警報器は、基本的には寝室と寝室がある階の階段上部(1階の階段は除く。)に設置することが必要です。また、住宅の階数等によっては、その他の箇所(階段)にも必要になる場合があります。
※1 この場合、1階の階段には設置不要。
※2 屋外に設置された階段を除く。
※廊下等にも設置が必要な場合があります。詳しくは消防本部・消防署へお尋ね下さい。
(出典)総務省消防庁 リンク
住宅用火災警報器の取り付け方法は?
<天井に設置する場合の設置位置>
※壁又ははりから0.6m以上離れた位置に設置します。
<壁に設置する場合の設置位置>
※天井から15cm以上50cm以内の位置に設置します。
<換気口やエアコン等の空気吹き出し口がある場合の設置位置>
※1.5m以上離れた位置に設置します。
(出典)総務省消防庁 リンク
お手入れは必要なの?
住宅用火災警報器が適切に機能するためには維持管理が重要です。「いざ」というときに住宅用火災警報器がきちんと働くよう、日頃から作動確認とお手入れをしておきましょう。
「電池切れに注意!」定期的に作動確認をしましょう。
住宅用火災警報器は電池が切れると作動しなくなります。
定期的に点検ボタンを押すなどして作動確認を行いましょう。
※この警報音は代表例です。
(出典)一般社団法人 日本火災報知機工業会 リンク
定期的にお手入れをしましょう。
住宅用火災警報器はホコリが入ると誤作動を起こす場合があります。
定期的にお掃除を行いましょう。
お掃除の方法は機種によって違いますので取扱説明書をご確認ください。
警報音が鳴った時は…
住宅用火災警報器は、電池が切れそうになった際や故障の際に音や光で知らせてくれる機種があります。
警報音が鳴った時の対処方法は取扱説明書や以下のページを確認してください。
一度取り付けたらどれくらいもつの?
住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。
10年を目安に交換しましょう。
(出典)一般社団法人 日本火災報知機工業会
>>住宅用火災警報器について詳しく知る<<<
一般社団法人 日本火災報知機工業会のサイトでは住宅用火災警報器 交換診断シートがダウンロードできます。
ぜひ、ご自宅のすべての火災警報器をチェックしておきましょう。