1. ホーム
  2. 消防・防災
  3. いざという時
  4. AEDマップと救急蘇生法

AEDマップと救急蘇生法

高野町内のAEDマップ

AEDマップと救急蘇生法

※Googleマップで表示する場合は、上記のマップをクリックするか、若しくはこちらから

※高野町AEDマップをPDFファイルでダウンロードする場合は、こちら

※高野町管内AED設置施設一覧をPDFファイルでダウンロードする場合は、こちら

 

心肺蘇生法の基本的な流れ

私たちは、いつ、どこで病気やけがにおそわれるかわかりません。そんなとき、救急車が皆さんのそばに来るまで、適切な応急手当ができるよう、普段から講習会に参加しておきましょう。
ここでは、呼吸や心臓が止まってしまった成人に対しての救急蘇生法と電気ショックの仕方(AED)について簡単に説明します。

 

反応を確認する その方法は?

↓反応なし

助けを呼び119番通報とAEDの確保を依頼

呼吸を確認する その方法は?

普段通りの息をしている?

↓していない

胸のまん中を絶え間なく圧迫する その方法は?

↓AEDが到着するまで圧迫を続ける

(自信があるなら)人工呼吸2回 その方法は?

胸のまん中を30回圧迫・人工呼吸2回を繰り返す

↓AEDが到着するまで繰り返す

AEDが来れば電源を入れてアナウンスに従う その方法は?

※必ず電気ショックするわけではありません。必要のないときもありますので、そのようなアナウンスが機械からあれば、胸の圧迫と人工呼吸を救急車が来るまで続けてください。

反応の確認

誰かが倒れるところを目撃したり、倒れているところを発見した場合は、その人の反応を確認します。肩をやさしく叩きながら大声で呼びかけます。目を開けない、何も返答がない、痙攣のような動きをしているときは「反応なし」と判断します。倒れた人に近づく際は、あなた自身が危険な目に遭わないように、充分、注意してください。反応がなかったときは、大声で助けを呼び「119番通報」と「AEDの手配」を協力者に求めます。周囲に誰もいないときは、あなた自身で実行しないといけません。

反応の有無を確認

呼吸を確認する(普段どおりの息かどうか)

倒れている人の胸や腹の動きに注目し、息をしているかどうか観察してください。あえぐような呼吸は正常な息とは言えません。「呼吸なし」と判断してください。普段通りの息をしているようなら、突然の嘔吐などで窒息しないように体ごと顔を横に向け救急車が来るまで見守ります。

AEDマップと救急蘇生法

胸のまん中を絶え間なく押す(胸骨圧迫)

呼吸が停止している場合は、直ちに胸骨圧迫を開始します。
胸骨圧迫は相手の胸のまん中を強く押し下げて、人工的に止まった心臓から血液を全身に押し出す手技です。大変、重要な手技ですので、ためらうことなく実施するようにしましょう。まず、圧迫する場所は胸のまん中です。胸骨と呼ばれる骨の、下半分が圧迫する場所になります。

AEDマップと救急蘇生法

この位置に一方の手のひらの付け根を置き、もう片方の手をのせるか、指を組みます。垂直に体重をかけ、自分の肩が圧迫する位置の真上にくるように両肘を伸ばして姿勢を取ります。

AEDマップと救急蘇生法

圧迫の深さは成人で5センチ以上沈む程度です。押した後はしっかり力を緩めます。押すリズムは1分間に100回以上の早さです。圧迫するときは指に力が入らないように、手のひらの根本部分のみを使って押し下げます。連続して絶え間なく圧迫します。

AEDマップと救急蘇生法

自信があるときは人工呼吸を2回する

息をしていない人に対しては、人工呼吸をしてあげる必要があります。
ただし、相当な技術が必要ですので、慣れていない場合や口と口が触れるのを躊躇するような場合は、胸骨圧迫だけを続けてください。
人工呼吸の方法はまず、気道を確保します。
これは、意識のなくなった人に対して、空気の通り道を作ってあげる手技にあたります。片方の手を額に当て押し下げ、もう片方の手の指であご先を突き上げさせます。 気道を確保したまま、額に当てた手の指で相手の鼻をつまみ、自分の口を大きく開けて、相手の口を覆い息を吹き込みます。吹き込む時間は1秒くらいです。うまく入れば胸が軽くふくらみ、口を放すと下がります。これを2回行って下さい。

人工呼吸を2回する

人工呼吸と胸骨圧迫を併用するときは、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回の比率で繰り返します。大変疲れる手技ですが、救急車やAEDが到着するか、倒れた人に目的ある動き(反応)が回復するまで頑張りましょう。

AEDマップと救急蘇生法

AEDを使う

AED(自動体外式除細動器)は音声メッセージと点滅するランプなどで、必要であれば電気ショックを安全に行うことのできる医療機器です。使い方は機械によって少し異なりますが、ほとんどの場合次の手順によります。

AEDの電源を入れる(蓋を開けるだけで入る機械もあり)

電極パッドを右の鎖骨の下と左の脇の5~8センチ下にしっかり貼り付ける
AEDマップと救急蘇生法

機械が心電図を調べている間、誰も触ったり振動を与えたりしないようにする

「ショックが必要です」というアナウンスがあれば誰も触っていないことを再度確かめショックボタンを押す

「触れても大丈夫です」というアナウンスがあれば、胸骨圧迫と人工呼吸を続ける

色々なメーカーから販売されているAED

※各メーカーホームページから

AEDマップと救急蘇生法
ライフパックAED

AEDマップと救急蘇生法
レールダルAED

AEDマップと救急蘇生法
日本光電AED

救命講習受講のススメ

消防署では、いざというときの応急手当の方法を身につけていただくため、救命講習会を随時開催しています。グループで又は事業所、町内会で、個人でも結構です。ふるってご参加申し込み下さい。講習会の内容は約3時間程度でビデオや訓練用の人形、トレーニング用のAEDを使って実技メインで行われます。決して難しくありません。

このページに関するお問い合わせ

高野町消防署
電話:0736-56-0119
このページのトップへ